ボニート|ブラジルの天然水族館

マットグロッソ・ド・スウ州に位置するボニートは最寄り空港であるカンポグランジから陸路で約4時間をかけて移動する大自然豊かな土地です。3日間の休みでも参加が可能で往路:朝便、復路:夜便ならアクティビティを4つ付けることが可能! 

今回は3日間の休みで 「陥没穴&コンゴウインコ観光ツアー」 「天然水族館フローティング」「プラッター川フローティング」「青の洞窟ツアー」の4つに参加しました。

参加体験の感想の前に、まずはボニートの基本知識。 

ボニートの観光シーズンは大きく分けて2つあります。11 ⽉〜3 ⽉は雨季、4 ⽉〜9 ⽉が乾季のシーズンにあたりそれぞれのシーズンにメリット・デメリットがあります。

【11 ⽉〜3 ⽉】

  • メリット:暖かいシーズンなので、凍えることなくフローティングツアーに参加できる。⻘の洞窟(Gruta Lagoa Azul)を綺麗に⾒ることができる(特に12 ⽉〜1 ⽉の朝一)
  • デメリット:雨季のシーズンにあたるためツアー中に雨が降ってしまう可能性も。そのため雨の影響で川の水が濁る恐れもあり、混雑時期だと雨の中、シュノーケリングしなければならない場合もあります。

【4 ⽉〜9 ⽉】

  • メリット:乾季のシーズンにあたり、また雨量が少なくなるため、流れる川の水量が一定になり川が澄んでいる。
  • デメリット:冬のシーズンのため、外気が冷たいと震えるほど寒いことも。もちろんウェットスーツの貸し出しはあるがそれでもかなり冷えることも。

我々日本人の体感温度では乾季のシーズンはちょっとキツイかも、、、ということで11月の雨季のシーズンに参加をしてきました!

幸いにも雨は小雨程度で水が濁ることなく、綺麗な魚を眺めながらフローティングができました。ここまで私はフローティングと言ってますが、シュノーケリングではない理由があります。 

それは「基本的に泳ぐ必要がほとんどない!」からです。 
というのも川の流れに沿って進むため、基本的に泳がずにプカプカと浮かんでいるだけでいいのです。 

フローティングツアーではどのツアーもウェットスーツの貸し出しがあり、このウェットスーツ自体に浮力が働くため、じっとしていてもプカプカと水に浮かぶことができます! 

そのため「泳ぎに自信がない方」にも全く問題なくご参加いただけます。さて今回参加してご紹介するツアーの説明です。 


まずは 「陥没穴&コンゴウインコ観光ツアー」から。

ボニートから南に約58km の場所に位置する、直径500 メートル・最深部124 メートルの南米最⼤の陥没穴で、野生のコンゴウインコが生息しています。 
コンゴウインコ以外にもたくさんの種類の鳥類を見ることができますが、やはり一番見応えがあるのはなんといってもコンゴウインコ!南米らしいカラフルなその体は、遠くから見ても目立ちます! 


続いて「天然水族館フローティング」。 

このツアーでは川の約900mを約40 分ほどかけてゆっくりとフローティングするツアーで、ツアー開始前にプールでフローティングのコツをガイドから教えてもらうため、複数のフローティングツアーに参加される場合は一番最初に参加をオススメするツアーです。 

またお子様も参加できる易しいツアーとなっておりますので、ご家族連れにもおすすめです。

ツアー開始場所に着いたらウェットスーツ、ライフジャケット、シュノーケル一式を借りることができます。(※タオルはないので各自準備が必要) 

更衣室がありますので着替えたら、まずは事前練習をプールで行います。この天然水族館もそうですが、他のフローティングツアーも魚の保護や環境保護のため、川底に足をつくことを禁止されています。またこれも環境保護のため、日焼け止めや虫よけスプレーを塗ることも禁止されています。 

事前練習が終わったら森の中を10分前後、川まで歩きます。 川に着いたらフローティングツアースタート!たくさんの魚が目の前で泳ぐ様子は、まさに「天然の水族館」です。 

綺麗な写真や動画を撮りたい方は、事前にGoProや携帯の防水処理などを忘れずに!(カメラマンもいますが写真・動画は有料です) 

水は冷たいですが、フローティングしている時間は40分ほどなので体力がない方でも安心です。万が一の場合は、ボートが並走しているので安心! 


続いては個人的に一番オススメの「プラッター川フローティング」です。

一番メジャーでボニートの代名詞と言っても過言ではないのは圧巻の透明度を誇るスクリー川ですが、このプラッター川は川の透明度ではスクリー川を凌ぐといわれており、約2000mもの長いフローティングが出来るのが特徴で、思いっきりフローティングを楽しみたい人におすすめです。

また約30分ほどのジャングルトレッキングもあるので、体力のある方じゃないと厳しいです。。。 

魚の種類も多く、大群に遭遇することも!


最後は「青の洞窟ツアー

なんといっても人気が高く、完売必至のツアーです。

鍾乳洞の奥に、⽯灰⽯の⽩壁に囲まれた美しい地底湖があり、その神秘的な⻘さからʻʻ⻘い湖ʻʻと呼ばれています。透明で静寂に包まれた水⾯は、⼤きな⻘い鏡に⾒えるほどの美しさで、特に12 ⽉〜1 ⽉の朝が一番きれいに⾒ることができるそうです。

足元が滑りやすいのでスニーカーでのご参加が条件となっておりますのでお忘れなく! 


(ご注意)

お子様が5 歳以下の場合、参加できないアクティビティもあるので注意が必要です。 

またツアー自体は現地で直接申し込むことが難しいため、事前にツアーの予約が必要です。というのも現地の環境への配慮から、ツアーごとに参加人数が決まっており、定員を超えることができません。 

定員自体もあまり多くはないので、人気のツアーはすぐに埋まってしまいます。特に「青の洞窟ツアー」は毎年人気のツアーのため、早々に予約が埋まってしまいますのでご注意を!!!!

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