ブラジルのスイス|カンポス・ド・ジョルダンの観光スポット

カンポス・ド・ジョルダン(Campos do Jordão)はリオやミナスとの州境にあり、都市所在地としてはブラジルで最も高い1628メートル地点にあります。涼しい気候の高原都市であるため、100年ほど前から結核治療所があちらこちらに建てられ栄えていましたが、医療の進歩と共に50年ほど前より閉園。現在は涼しい気候がヨーロッパを連想させることから、「ブラジルのスイス」として売り出し、ブラジル全土から観光客が押し寄せる人気観光都市としての地位を築いています。

最も観光客が多い時期は7月から8月。寒いときにより寒い場所へ行き、冬のおしゃれを楽しむのがブラジルスタイル。また、この時期は桜がきれいに咲き誇る時期でもあり、毎年桜祭りが行われます。

そんなカンポスドジョルダンの観光地をご紹介。

カンポスドジョルダンで最も人気のある観光地は、アマンチキール植物園です。背丈以上の植物で出来た巨大迷路やモネの水連をイメージした池、自分の本当の姿が映る大きな井戸やツリーハウス、日本庭園などなど。2時間程度園内を楽しむことができます。

カンポスドジョルダンの中心地、カピバリに象の丘という名の展望台があります。

象の丘に登る一人乗りリフトはスリル満点!かなりの急勾配を往復します。丘の上からはカンポスドジョルダンの街を一望でき、ヨーロッパ調に建てられた可愛らしいホテルや別荘を眺めることができます。また、丘の上には象をテーマにしたミュージアムがあり、中にはカンポスドジョルダンの写真スポットオブジェがあります。

蒸気機関車の乗車体験も観光の目玉です。元は結核患者を療養所へ運ぶために線路が敷かれましたが、現在山の中の線路は整備されておらず殆ど使われておりません。観光列車として、カンポスドジョルダンの市街地を往復することができます。

その他にも、カンポスドジョルダンはジップラインや乗馬、トレッキング等、自然のアクティビティで溢れています。

宿泊施設に関しては、農場体験が出来るポウサダやヨーロッパの城を模したホテル、別荘の一棟貸など、カンポスドジョルダンらしいホテル選びも旅のポイントです。

「ブラジルのスイス」として売り出しているため、チーズフォンデュが街の名物料理。チーズフォンデュの後は決まってチョコレートフォンデュが提供されます。カンポスドジョルダン土産の定番はチョコレートとバーデンバーデンと呼ばれる地ビールです。

サンパウロから車で約3時間。観光盛りだくさんのカンポスドジョルダンへは1泊2日の週末旅がお勧めです。

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