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午前と午後の半日トレッキングコースをしました。
8時30分にガイドがホテルへ迎えに来ました。通常は混載ツアーですが平日だったためか他のお客様はいなくプライベートでした。
午前はRibeirão do Meio (ヒベロン・ド・メイオ)往復4時間のトレッキング8キロコースに参加しました。
Ribeirão は川の名前になります。Do meio は真ん中という意味になります。なぜ真ん中というかはRibeirão de cima(上), meio(真ん中) e baixo(下)があり、どれもヒベロン川のトレッキングになりますがコースや難易度が変わります。どれも天然プールがあり主な違いは広さです。上は小さなプールでとても流れが緩やかです。人が少ないので静かに過ごせるそうです。
真ん中はいくつかの天然プールがあり、トボガンのような滑り台があるため、一番人気があります。下は町から一番近く観光客が少ないです。難易度としては上と真ん中が一番優しいと言われてますが真ん中が一番人気です。
※着替えるところがないため、事前に着替えを済ませてください。
トレッキング出発時点まで歩いていきます。
※トレッキング用の靴をお勧めします。なければ履き慣れた靴でも問題ありませんが所々、滑るのでご注意ください。
町を渡り、ここからトレッキングかと思いきや違いました。写真では見えずらいですが急な坂道です。
約15分近く歩きトレッキングの出発時点になります。
このトレッキングコースは基本的に平たい道が多いですが、川に近づくにつれ段差がある岩道に変わります。
中間時点では、コース唯一の売店とトイレがあります。川ではトイレがないのでここで済ませることお勧めします。飲み物、甘いお菓子などが売られていました。小銭をもっていくことをお勧めします。
この日は野生動物に遭遇しました。サグイ猿とカラスの仲間カルルという鳥です。
もう少し進むとここ(↓)を通ります。今回はなにもありませんでしたが、ハイシーズンには売店が並ぶとガイドが言っておりました。座って休憩もできますね。
川に近づくと植物の説明などをしてくれましたのでいくつかご紹介します。
薬用植物として多く使われています。根があまいので、薬用シロップに使われるようです。
食用花とも知られており、よくサラダに入れるそうです。そのまま食べましたが特に味はなく、後味はちょっとしょっぱい感じでした。
そうするうちに川に到着しました!右には天然スライダーがあります。
一見、川の色と泡で汚いように見えますがそんなことはありません。
川の源や周りの木々や葉っぱから有機物が溶け、それによりタンニンが多くなり川の色が赤茶っぽく変色しています。泡は川の流れにより小石がぶつかり合い二酸化炭素が発生するためです。ガイドによると、現地の人は慣れているので川の水を飲んでも問題ないそうですが、私たちのように外から来た人はお腹を下す傾向があるので飲まないようにしてくださいとのことでした。到着後は自由時間になります。
遠くからみると茶色に見えますが近くでみると水が綺麗なことがわかりますよね。
泳ぎたくない人には足湯スポットがありました。
戻りは坂道が多いので、ゆっくり歩いて中間時点30分ほど歩きます。
正直、帰りは少しきつかったです(笑)ガイドがそのままお昼まで案内してくれました。12時頃にはビッフェ式のレストランに着きました。
ローカル料理と普通の料理がありおいしかったです。
その後はホテルへ戻り休憩をしましたが、通常はレストランにガイドがお迎えにあがり午後のトレッキングに向かいます。
午後は14時からParque da Muritiba(パルケ・ダ・ムリチバ ― ムリチバ公園)往復6キロ・4時間コースのトレッキングをしました。
こちらはSerrano(セハーノ), Cachoeirinha(カショエイリーニャ・滝) Mirante para lençóis(ミランテ・パラ・レンソイス・展望台), Cachoeira da primavera(カショエイリーニャ・ダ・プリマヴェーラ・春の滝), Salão das Areias (サロン・ダス・アレイアス・砂のホール)という順番でまわりましたが、ガイドの判断によっては異なる場合がございます。
このトレッキングは午前のコースよりハードでお子様連れにはお勧めしません。体力に自信がないけど行いたい方はゆっくり歩き、無理をせず休憩を挟んでくださいね。
入出管理にはお名前、出身、ガイド名を書きます。
ツアーで訪れる場合は、ツアー料金に入場券が含まれていますが、プライベートで訪れる場合は20レアルの入場料を払う必要があります。さあ、トレッキングがはじまりますよ。
目の前にSerrano(セハーノ)が広がります。
セハーノとは山に住んでいる人のことを指します。ガリンペイロ(採掘者)を栄光の印としてSerranoとして名づけられました。
ここはまた、レンソイス市の名前の由来になった場所でもあります。1845年、ガリンペイロと呼ばれるダイヤを探し採掘していた人達がこの場所で野営をしていました。ガリンペイロが少しずつ増えていくにつれテントの数も増えていきました。その結果、遠くから集結したテントがシート(ポルトガル語ではレンソイスという)にみえたことがきっかけで名づけられたそうです。
小さいですが展望台がうっすら見えます。
あそこまで行くことを考えただけで疲れてしまいました(笑)
このまま進み、Cachoeirinha(カショエイリーニャ)へ向かいました。
滝があり、入ることが可能です。
飲み物を売っている方がいました。この先の道にはいないので水が少なければここで買うことをお勧めします。
Cachoeirinhaから展望台までのルートが一番きつかったです。険しい岩道が続いたので写真を撮ることができませんでした。上りが多いので息もあがってしまいました。しんどくなったら気にせずガイドへ伝えて休憩を挟んでください。
ここがミランテ・パラ・レンソイス(展望台)です。遠くに見える町はレンソイスです。空気がおいしく風も吹いていとても気持ちがよく休憩ができました。
この景色を見るために頑張ったかいがありました。
ここからCachoeira da primavera(カショエイラ・ダ・プリマヴェーラ)までの下りは2番目にきついルートでした。所々滑りやすく、急傾斜なでこぼこした岩などがあり、怖かったのでゆっくりと進みました。写真を撮る余裕がなかったため、少ないです。
ガイドがとても優しく、サポートをしてくれたり、注意する場所などを教えてくれました。
以下の写真はガイドさんが左にいて分かりずらいですが片足を岩の角に置き、手で木につかまって、もう片方の足で渡ります。
こちらは急斜面の岩を下っているところです。
Cachoeira da primavera(カショエイラ・ダ・プリマヴェーラ)に到着しました。
cachoeiraは滝、primaveraは春 なので「春の滝」です。昔は崖に花や植物が沢山咲いていて、春みたいだったことがきっかけで名づけられました。観光客が増えていくにつれ、植物を持ち帰ったりしたことが原因で咲かなくなってしまい現在に至ります。ここはロッククライミングができるスポットでもあります。
ここから約15分近く歩きSalão das Areias(サロン・ダス・アレイアス ― 砂のホール)へ向かいます。向かってる途中から砂が現れはじめて、海の砂のようサラサラしていました。ガイド曰く、砂はこの場所が大昔海だった証だそうです。ドラマ撮影現場に使われたことでも有名です。巨岩が重なっており、洞窟みたいな空間ですね。
この場所でとれる様々な色の砂になります。
再出発してSerranoに行き、出口へ向かいました。
ホテルへ戻り少し休憩をしました。
夕食はDom Obá Restaurante(ドン・オバ・レストラン)へ行き干し肉の定食を二人前頼みました。
左からお米、キャッサバピューレとサラダです。
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