ブラジル東海岸 エネルギー溢れるピパの魅力 【ツアー編】

ブラジル人に大人気のピパという街の旅行記です!
リオ・グランデ・ド・ノルテ州のナタウ空港から南へ約100キロ、車で2時間ほどの場所に位置します。ナタウ空港からはUberでのアクセスも可能ですが、途中ナタウでの観光を挟みたい方、ピパへの道は一部山道もあるため夜の移動は心配という方は事前の車手配がおススメです。

ピパの魅力は力強い大地と多彩なアクティビティ、イルカウォッチングが可能なクルーズ、夜遅くまで賑わう繁華街とシーフード料理です。お洒落なポウサダからリゾートホテルまで予算に応じてホテル選びも可能です。観光都市として作られたため治安がよく、人が人を呼び繁華街はいつも大賑わいです。

生憎、ピパの海の透明度はいまいち。シュノーケルでたくさん魚が見える!ということはありませんが、お楽しみ頂けるアクティビティは多くありますのでピパの魅力をご紹介。

一番人気は自分で運転するタイプのバギーツアーです。その他にはイルカウォッチングクルーズやトレッキング、ジープでの景勝地巡りも定番です。

バギーツアーにて運転をするには免許が必要で、1台に2名まで乗れます。免許がない場合は運転手が付き、後ろに乗る事も可。または全く同じコースを運転手付きの四輪駆動車にてめぐることもできます。ツアーの申し込みはピパにて宿泊するホテルを経由して行いますが、HISでホテルを手配する場合はもちろんHISがホテルへツアーの確認を行います。支払いは事前か当日か、バギー所有者によって、また旅行時期によって異なり、当日支払いの場合は直接PIXか現金にて支払いとなります。

宿泊ホテルからバギーのある場所まで混載送迎にて移動。スタッフより運転方法のレクチャーを受け、引導係のバイクを追う形でスタートです!バギーツアーは行く場所によって時間と値段が異なります。1時間程度のコースから3時間弱のコースまでそれぞれ。今回は2時間半ほど運転するコースでPraia da Barra do Cunhaúまで行き、往路と異なる道を運転して戻りました。

同じような景色ではなく、海岸沿いを走ったり、崖の上を走ったり、街中、砂丘、サトウキビ畑などなど、変わりゆく景観を楽しむことが出来ました。

ずっと走りっぱなしではなく、引導スタッフがベストショットの場所を案内してくれるため、要所毎に写真撮影を行います。

途中カメが集まる海を岬から見下ろせる場所も観光スポットになっていました。遠くてi-phoneでは撮影できませんでしたが、荒波の中一生懸命泳いでアップアップしている必死なカメを見る機会は普段ないので貴重な光景でした。

Praia da Barra do Cunhaúです。川の始まりとなる河口の町で淡水と海水が交じり合うビーチで小休憩。

ビーチにはパラソルが出ており、飲み物や軽食を買う事ができる小さなレストランもあります。

帰りはマングローブや森林の中を駆け抜けました。思いがけず緑あふれる景色にうっとり。

午前中のジープツアーに続き、午後14時からはイルカウォッチング&夕日鑑賞クルーズに参加しました。ビーチから渡し舟に乗り、カタマランに乗り込みます。

クルーズの種類は夕日鑑賞の有無や飲食の提供の有無など様々ですので予約の際、確認しましょう。

出発してすぐイルカの見れるポイントに到着。写真に収めるよりも目で追う方に集中してしまいましたが、何匹ものイルカがぴょんぴょんしてくれました。海の色がはっきりと分かれて見えるのも綺麗ですよね。ピパは海上だけでなく、海底地形も絶壁になっているようです。

クルーズ中、いくつかのポイントに停泊します。シュノーケルを行うポイントかと思いきや、特に何もないけれど水につかってお酒を飲むという場所もありました。写真は猫が5匹ほどいたネコビーチ。

申し込んだクルーズはランチ&飲み放題&軽食付き。出発してすぐに軽食が出て来たのでそれがランチかと思いきや、16時頃にランチだといってプレートが出てきました。これ、ブラジルあるある。

クルーズでお酒飲み放題はブラジルの基本スタイルですね。中米のクルーズに乗った時、メキシコの乗務員になぜブラジル人は飲み放題に何の酒が含まれているのかあんなに細かく聞いてくるんだ。そんな細かく質問するやつは必ずブラジル人だと聞かされたことがあります。また、世界中を航海する大型客船は人種も様々なので差別はご法度。しかし、ブラジル発のクルーズにはトラブルを回避するためお酒飲み放題のルールが他の国発よりも細かく定められているなんて話を聞いた事もあります。そんなにお酒好きな国なんて知りませんでしたが、まぁよく飲む事。飲んでさらに愉快で楽しいひと時でした。

天気がよかったからか、予想よりもずっと綺麗に夕日を拝むことが出来ました。

約5時間のクルーズを終え港に到着。船から降りる頃にはすっかり真っ暗。いくつかのホテルを回る混載送迎だったため、ホテルに到着したのは20時少し前。大満喫のピパ終日ツアーとなりました。今回は2つのツアーを1日にまとめて行いましたが、バギーツアーとクルーズツアーを別々の日付に分ける事ももちろん可能です。

ピパの魅力はこれにとどまらず!ということで、次回は街の様子を紹介させて頂きます。

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