米国疾病予防管理センターは10日(金)付けで、外国から米国へ渡航する航空旅客に対し、搭乗前のコロナ検査陰性証明書またはコロナ陽性者回復証明書の提示義務を撤廃することを発表しました。
この措置は2022年6月12日午前12時1分(東部時間)以降に米国に向けて出発するフライトに適用されます。
アメリカCNNによると、搭乗前のコロナ検査の解除はアメリカ観光業界団体の数ヶ月にわたるロビー活動をへて実現されました。この緩和措置によりパンデミック以前と比較して14%減にとどまっている海外旅行客の増加が期待されています。
搭乗前検査は解除されましたが、ワクチン接種証明書の提出は引き続き必要です。アメリカに入国する際は、米国食品医薬品局(FDA)が承認するジョンソン(1回接種)、ファイザー(2回接種)もしくはモデルナ(2回接種)のワクチン接種が求められます。
なお、経由地がアメリカであっても最終目的地が日本の場合、日本政府の規定に従い搭乗前72時間以内に受検したPCR検査の陰性証明書が引き続き必要です。
参考記事:
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/travelers/noncitizens-US-air-travel.html
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/travelers/proof-of-vaccination.html#covid-vaccines
https://edition.cnn.com/2022/06/10/politics/us-to-end-pre-departure-testing-requirement/index.html
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