毎年年末に催行している人気ツアー「パタゴニア7日間」の旅。HISブラジルの小西特派員がツアーに同行、現地の様子をレポートします。
（※こちらは「Vamos! Vol.10」（2019年3月号）掲載の旅行記です。小西特派員は7日間ツアーに参加していますが、ここでは6日間分をご紹介します。）
みなさまこんにちは！今回のパタゴニアツアーは、天候にも恵まれ、パイネ山や珍しいペンギンも見られる旅でした。目の前で起こった氷河の崩壊は迫力があり、一見の価値ありです。パタゴニアは、食事もおいしく大満足でした。
初日は、エルカラファテまで移動。ホテルにチェックイン後の自由時間に街を散策しました。22時くらいまで外が明るいので、夕食後も街にでることができるんです。
到着2日目に氷河観光に出かけました。朝9時に船が出航。船の中は世界中からのお客さんでいっぱいですが、重要な観光ポイントでは船がぐるっと回ってくれるので、右側の席でも左側の席でも氷河を見ることができます。港から氷河までは1時間半ほどの航海。デッキに出て風に当たりながら雄大な景色を楽しむこともできます。15時過ぎにホテルに戻り、夜はLa Tablitaで羊&牛肉を堪能しました。
3日目。午前中が自由時間だったので、レンタサイクルでアルゼンチン湖の周りを散策。午後は、有名なペリトモレノ氷河にいきました。船と陸、様々な方向から楽しめる巨大な氷河で、轟音と共に崩れ落ちる氷河も見られ感動でした！
ペリトモレノ氷河では、オプションで氷河トレッキングも体験できます。氷河トレッキング組は、実際に氷河の上を歩けて感動されていました。トレッキングに参加しなくても十分楽しめる壮大な氷河でした。
4日目は、アルゼンチンの最南端にある街ウシュアイアに移動しました。ウシュアイアのメインストリートや、最南端の監獄ウシュアイアの記念スタンプを押せるスポットなどいくつかの観光スポットがあります。ウシュアイアで楽しみたいのは魚介。La casa de los mariscosやEl viejo marinoなど、ランチから贅沢なボイルカニなどを楽しめます。
5日目。世界最南の地を走る鉄道「世界の果て号」に乗って国立公園の車窓を楽しむ旅。最終駅を降りてラパタヤ川沿いも散策しました。さらに港に移動して、ペンギンの島へ。途中、岩場で休むアシカを発見したり、クジラを見ることもできました。ペンギンの島では一面にたくさんのペンギンたち。灰色の羽毛に包まれた子供のペンギンの姿もありました。最南端の自然と動物を楽しめる1日となりました。
